プロフィール

Author:shangyeyingming
みなさんこんにちは! 中国黒龍江省の鶴岡、山東省の青島の日本語学校での日本語教師としての経験を生かし、現在は大阪の関西デザイン造形専門学校で主に中国人留学生に日本語を教えながら、Japan Online School(J-OS)で特に欧米人に日本語を教えている上野です。
青島の学校で毎回「あいうえお」を教えていたことから、同僚から「アイウエノ」と呼ばれ、今では「愛ウエノ」と勝手に名乗っています。

今からの日本はもっと「世界」を、「アジア」を知っていかなければならない!! その国を知ると同時に日本を再認識する。そして「人」としての関係を築ける! 理想ではあるが、すべての国が平和であって欲しい。

先ずは個人レベルから・・・・  
その第一歩は言葉から・・・・








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25.スーツで山登り

 日本で観光地や山登りにスーツを着て行く人はまずいないだろう。
 中国ではもちろん少数ではあるが、万里の長城へ行っても山へ行っても必ずと言っていいほどスーツ姿を見かける。

 日本の農家は比較的お金持ちのイメージがあり、実際お金持ちも多い。最近は法律が変わり、田畑を売っても二束三文にしかならず、死活問題になっているという農家もあると聞くが。
 一方、中国の農村は全く反対で、本当の貧乏が多い。大都市での三分の一ヶ月の給料が農村では年収であるような家庭も多いと聞く。
そんな中国の農村では食品に始まり、生活用品に至るまで、本物を見たことがない人もいるらしい。最近はだいぶよくなってきてはいるみたいだが、政府の要人が本物を懐に入れるか金銭に換え、その結果手にした粗悪なものを農村の人たちへ売り渡すといった行為が平然と行われていたとも聞く。

 そんな田舎のお父さんが奥さんと子供を連れて、めったにない観光や山登りをする際に、年に一度着るか着ないかの一張羅のスーツを着て出かけるのである。
 お父さんや家族にとっては涙ぐましい、最高の晴れ着姿なのである。

 こういった観光地へ行った際、こんなお父さんを見かけたときは、ぜひ、そのことを思い出して欲しい。
 しかし、万里の長城に登っているスーツ姿の人が全て農村出身とは限らない。単にスーツが好きで着ている人もいるはずである。

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