プロフィール

Author:shangyeyingming
みなさんこんにちは! 中国黒龍江省の鶴岡、山東省の青島の日本語学校での日本語教師としての経験を生かし、現在は大阪の関西デザイン造形専門学校で主に中国人留学生に日本語を教えながら、Japan Online School(J-OS)で特に欧米人に日本語を教えている上野です。
青島の学校で毎回「あいうえお」を教えていたことから、同僚から「アイウエノ」と呼ばれ、今では「愛ウエノ」と勝手に名乗っています。

今からの日本はもっと「世界」を、「アジア」を知っていかなければならない!! その国を知ると同時に日本を再認識する。そして「人」としての関係を築ける! 理想ではあるが、すべての国が平和であって欲しい。

先ずは個人レベルから・・・・  
その第一歩は言葉から・・・・








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5.もてなしの食卓

5.もてなしの食卓
 人をもてなすために並べる料理はそれぞれで、そこにある温かい気持ちは日中どちらも同じで、普遍的なものである。
 ただ、違うのは量。日本ではなるべく残さず、きれいに食べてしまうのが礼儀だが、中国では、きれいに食べてしまうと「足りなかったかも」と余計な気を使わせるため、少し残すのが礼儀である。(最近はもったいないという観点から見直されてきているようだ)   
とはいっても食べきれればの話である。
 ある友人の家に招かれ、ひとしきり話をしたあと、その家族はみんなで台所へ行ってしまった。しばらくして、りんごを丸ごと持ってきてくれた。それをかじって食べてしまうとすぐに、ボウル一杯のイチゴが運ばれてきた。二人でやっとそのイチゴを平らげ、一息ついていると奥から「ごはんよ〜」と一声。
既にりんごとイチゴでおなか一杯ではあったが、せっかくの手料理!限界まで食べた。
 別の学生の家では、その日のためにわざわざ買出しに行き、テーブルに載りきらないほどの料理を作ってくれ、実際皿と皿の間に皿を重ねて、やっとテーブルに載るくらいだった。その学生は酢飯で巻寿司まで作ってくれ、それがまたおいしかった。休憩を挟んで二度食事をしたあと、どうにかなりそうなほど満腹の私たちに学生のお母さんから「スイカ食べる!?」と言われ、あわてて「もういいです、いりません!」と日本風に曖昧にではなく、はっきり断っているにも関わらず、特大のスイカを半分に、それをさらに半分に切り、どの程度まで小さくなるのか様子を伺っていると、そこで包丁は止まり、四分の一のままで各自に渡された。ゲボゲボいいながらも何とか食べきったが、ドリフのコントで「スイカの早食い」をしていた志村けんの気持ちがわかったような気がした。
 冗談のような話ではあるが、仲良くなった後のもてなし方は半端ではない。

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